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Dr. Yirui Jiangとの共著論文(英語)を国際学会(Academy of Management)にサブミットしました!(Facebookによるその記録)

2024.12.30

お知らせ
英国Cranfield大学(Oxford大学兼務)のDr. Yirui Jiangとの共著論文
「Comparative Study of AI Startup Ecosystems in Japan and the UK」
を、経営学で最も権威のあるAcademy of Management(AoM)に投稿しました!

Yuriさんとは、8月にシカゴで参加したAoMでの国際コラボレーションのワークショップで知り合いました。
意気投合して、9月から、共同で、AIスタートアップのエコシステムに関する日英比較研究を行ってまいりました。

日本と英国で、それぞれ、AIスタートアップ5社にヒアリング調査を行い、それに基づく、定性研究(Qualitative Research)です。ヒアリングに御協力いただいたAIスタートアップの経営者の皆さんには、感謝しております。

毎日、コンサルティング及びファンド運用の傍ら、特に、週末や夜、早朝などを使って、論文作成作業を行いました。途中、先行研究のサーベイなどで、苦しい局面もありましたが、頻繁なメールのやり取りや時々のZOOMミーティングを行い、無事、完成しました。

英語の面では、Aaron Tokunaga氏に御協力いただきました。

年明け3~4月ごろに、査読(ピア・ブラインド・レビュー)の結果がわかり、アクセプトされれば、7月最終週に、デンマークのコペンハーゲンで開催されるAoMで、発表することになります。



冨田賢のFacebookへの投稿から(新しいものから古いもの順で掲載しています):

<2024/12/30>
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9月から英国Oxford大学のDr. Yirui Jiangと共同で執筆してきたA Iスタートアップのエコシステムに関する日英比較の英語論文、無事、サブミットを完了しました!嬉しいです!途中、先行研究のサーベイなどで苦しい時もありましたが、国際コラボレーションがうまくいきました!Yuriさんとは、8月にシカゴで開催された国際学会で知り合ったのですが、学会は出てみると、思いがけない良い出会いがあるものですね。このたびは、経営学の分野で権威があるAcademy of Management に投稿しました。査読制度でうまくアクセプトされれば、来年7月にデンマークのコペンハーゲンで開催されるAoMで発表することになります。アクセプトされることを期待して、待とうと思います。年内に投稿できたので、このお正月はゆっくり休めそうです。このたびの論文執筆にあたって、インタビュー調査にご対応いただいたAIスタートアップの皆様には、感謝申し上げます!
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<2024/12/27>
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9月から取り組んできているOxford大学(Cranfield大学)のDr. Yuri JiangとのAIスタートアップのエコシステムについての英語論文、8割以上、出来上がりました。規定の40ページを超えているため、それを削ったり、結論の部分を推敲したりしています。あと数日、頑張れば、完成しそうです。Yuriさんと頻繁にメールでやり取りしています。1月7日が締切ですが、うまくいけば、年内に投稿できそうな感じです。
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<2024/12/14>
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今日土曜日は、終日、AIスタートアップのエコシステムに関する日英比較の英語論文の執筆をしました。イギリスの共著者が書いたドラフトに、私が加筆しました。それにしても、英語力に難ありです。月曜日は、カナダ人の友人に英語を見てもらいます。実は、私は、国際学会での発表などに備えて、オンライン英会話も毎日25分間、やっています。私は、学部も、修士課程も、博士課程も、日本で修了しており、海外の大学院を出ていないので、国際的なアカデミックの世界で戦うのは、苦労が相当あります。欧米の大学院を出た人はうらやましいです。とはいえ、研究論文は、日本語で出しても、日本人にしか読まれず、世界に通用しないので、どうしても英語が求められてしまいます。なんとか頑張ろうと思います。
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<2024/12/06>
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今週は、英語論文で、つらい週でした。先週の風邪で予定がずれた分を取り戻そうと、毎日がんばりました…。特に、日本のスタートアップ・エコシステムの先行研究のサーベイに力を入れました。論文を検索して、見つけ、要旨+αを読んで、引用できるところを引用し…という作業を、少し範囲を広げて行いました。ぜんぜん、十分ではないけど、今回は、これで限界…というところまで、いちおうやりました。日本語の文献で出てきたものは、Referencesに入れる際に、タイトルをカタカナ(ローマ字)で記載して、その後に、タイトルを英訳して掲載して…という作業、地味にめんどうでした。日本でヒアリングした5社からのファインディングスの部分、共著者のDr. Yuri Jaing(英国Cranfield大学)が一部、担ってくれることになり、助かりました。エコシステム理論全般のサーベイもしてくれいます。感謝の気持ちで一杯です。これで、来週は、なんとかイベントのある沖縄に行けるかなと思っているところです。
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<2024/11/12>
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今日は、仕事のアポは入れず、丸1日、研究活動・論文執筆の日にしました。引き続き、AIスタートアップのエコシステムに関する日英比較研究の英語論文を書いています。昨日は、ある知人の大学教授から論文についてのコメントをもらい、それにどう対処しようか悩んでいましたが、今日、イギリスの共著者のDr. Yuri Jiangとメールを数通やり取りして、気持ちが落ち着きました。途中、やる気が空回りして、うまく進まなかった時間帯もありましたが、おおむね、今日執筆しようと思っていた部分は書けました。夜、英語については、やはり共著者のカナダ人のAaronとやり取りして、安心しました。続きは、また明日の朝、やろうと思います。明日は、当社が運用している投資ファンドの投資委員会(私が委員長)があるので、しっかり寝ておかないと…です。
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<2024/11/06>
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今日も、今取り組んでいるAIスタートアップの日英比較の英語論文の作業に取り組みました。夜中に、イギリスの共同執筆者Dr.Jiangから、ディスカッション部分に関する100項目以上にわたる質問事項が届き、早朝から夜まで、ずっと、その回答書を作り、なんとか完成させました。カナダ人のAaronとも少しZOOMミーティングをしました。疲れました。三連休明けまでが締切となっている来年1月のビジネスセミナーのパンフレットの作成作業ができませんでした。明日の早朝にやるしかありません。最近、また久しぶりに時間ギリギリが増えてきました。
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<2024/11/02>
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今日も、カナダ人のアーロンと英語論文「Comparative Study of the Business Ecosystems of AI Startups in Japan and the UK」の原稿の修正のミーティングを、2時間半、ZOOMで行いました。こちら側から、英国オックスフォード大学の人に送る原稿は、ほぼ出来上がってきており、あと1回、月曜日・祝日に、アーロンと少し長めのZOOMミーティングをすれば、完成しそうです。イギリスサイドからも、週明けくらいには、同じレベルの原稿が来る予定です。もちろん、11月下旬まで、さらにディスカッションの部分の見解・主張をよく考えて、執筆する必要があります。12月末の締切に向けて、着々と進めていきたいです。今回は、世界最高峰の経営学会のAcademy of Managementへの投稿のため、気合いが入っています。明日日曜日は、参考文献の読み込みをする予定です。
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<2024/10/24>
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今日は、夕方から夜、5時間ぶっつづけで、ZOOMにて、英語論文の作業を、共同執筆者のカナダ人のAaronと一緒に行いました。インタビューした生データを、論文のための加工データにしました。ほぼ作業が完了しました。Aaronとは、今週末の3連休で、あと2回、長時間のZOOMミーティングをする予定です。12月末の締切に向けて、着々と英語論文の作成、進めていきたいです。来週は、イギリスのDr. Jiang(第一共同執筆者)とも、ZOOMミーティングの予定です。
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<2024/10/14>
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昨日10月13日、51歳の誕生日でした。Facebookでの投稿や個別メッセージで、多数のコメントをいただきまして、ありがとうございました!この1年は、会社の社名をもとのTCコンサルティングに戻し、オフィス移転もして、慌ただしい年となりました。2本、CVCファンドを運用していますが、投資回収フェーズに入っていますので、再度、経営コンサルティングをメインにすることにシフトしました。最近は、経済的なことより、自分が満足することをやろうと思い始め、この夏から、学術研究活動を再開しました。2016年に慶應義塾大学で博士号を取得してから2020年まで立教大学の特任教授(6科目を担当)をしていましたが、その後は、研究はお休みしていました。毎年、夏の米国での国際学会Academy of Managementへの出席は続けていたのですが、今年のシカゴでの学会(6回目のAoM参加)で、モチベーションが上がりました。今は、時々、Facebookにアップしていますように、オックスフォード大学の研究者とともに、『AIスタートアップのエコシステムの日英比較研究』をやっています。年内には英語論文を完成させて、来年のAoM(コペンハーゲンで開催予定)に投稿したいと思っています。3連休最後の今日10/14も、終日、論文の作業です。仕事、研究に加えて、もう一つの目標は、ダイエットです。これは毎年言っていますが(笑)。運動をしないと、体調が悪くなるので、週2回のスポーツクラブ通いは、努力しようと思います。パーソナルでの筋トレも。食事のコントロールも注意しようと思います。長くなりましたが、皆さま、今年も仲良くしてください。では、よろしくお願いいたします。
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<2024/10/10>
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今日は、私が今行っている学術研究のために、二人の優秀な経営者の方に、インタビューをさせていただきました。AIスタートアップのエコシステムについてでしたが、もともと、お付き合いのあるお二人でしたが、あらためて、1時間ずつ、お話を伺いました。本当に、示唆に富んだお話が聞けました。昨日もやはり、優秀なAIスタートアップの経営者の方にインタビューをさせていただきましたが、2日連続で、素晴らしい内容でした。グロースしているAIスタートアップの秘訣がわかってきましたし、日本のエコシステムが、思っていたより、悪くない…ということもわかってきました。今日は、インタビューの後、共同研究者のカナダ人とも、1時間、ZOOMミーティングをしました。それを踏まえて、イギリスの共同研究者とメールのやり取りを数回して、論文の目次・骨子も、決まりました。着実に進めていって、年末までに論文を仕上げて、Academy of Managementに投稿したいと思います。
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<2024/09/24>
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今日は、イギリスのクランフィールド大学の人と、AIスタートアップの研究について、2時間、ミーティングしました。サード・オーサーに入ってくれることになったカナダ人のAaronも手伝ってくれました。すごく助かりました。定性研究(qualitative research)のノウハウのなさを痛感した感じがしますが、気を取り直して、頑張ろうと思います。
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<2024/09/15>
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今日は、朝4時から、イギリスとの共同研究の作業を開始。ずっと、終日、作業を続けました。共同執筆者のDr. Yirui Jiangも、土曜日なのに、やり取りしてくれました。やっと研究計画の細部が確定してきて、来週には、インタビュー活動をスタートできそうです。研究活動では、いろいろと、ChatGPTを活用していますが、ほんとに役に立ってくれますね!生成AI、おそるべし!です。今後は、ChatGPTなしでは、生きていけなさそうです。
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<2024/09/10>
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今日は、社外取締役を務めるスタートアップの経営会議やその他いくつかのオンライン・ミーティングをする合間に、共同研究を進めているイギリスのクランフィールド大学の方とのメールのやり取りをしました。まだ研究テーマの詳細を決めかねており、今週も、お互いの案をまた出し合って、相談する予定です。イギリスは、日本と時差8時間なので、アメリカのように昼夜真反対ではないため、やり取りがしやすいですね。こちらの夕方から夜が、向こうの午前中から午後なので…。10月~11月中旬でヒアリング調査を、UKと日本の両方で進めて、なんとか、12月末までに論文を完成させたいですが、日本語でヒアリングした内容の英語への翻訳作業があり、できるかどうか、不透明。カナダ人の日本語ができる親友に、手伝ってもらう方向で、調整中。これから、数か月は、少し交流会参加を控えないといけないかもしれません。空いた時間は、研究・論文執筆に、全振りです。
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<2024/09/06>
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今日は、先月のシカゴでの国際学会で知り合いになって、共同研究を進めることになったイギリスのクランフィールド大学(兼オックスフォード大学)の研究者と、1時間半、オンラインミーティングをしました!1時間半、研究計画について、英語で、ディスカッションしました。良いミーティングになったと思います。ただ、共同研究の推進にあたっては、UKサイドも、日本サイドも、AIスタートアップへのヒアリング調査をかなり行わなければならないので、もろもろ心配ではあります。AIスタートアップの皆さんには、インタビューへのご協力をお願いすることもあると思いますが、その際は、何卒、よろしくお願いいたします。
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<2024/08/24>
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今日は、終日、共同研究をするイギリスのCranfield大学(Oxford大学にも在籍)の女性研究者と、長いメールのやり取りをしました。(その方が、相当すごい経歴を持っていることが、よくわかってきました。)今、AIスタートアップのビジネスエコシステムについての日英比較の論文を共同で執筆しようとしています。期限は、来年1月の第1週なので、かなり急がなければなりません。今月参加したシカゴでの国際学会AoMで刺激を受けて、私の研究へのモチベーションが上がっています。来年のコペンハーゲンでのAoMでは、1本は論文発表をしたいところです。ただ、普段のコンサルティングの業務や、交流会参加とは、ある意味、まったく違う作業をしていますので、両立に注意しなければならないと思っています。
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<2024/08/18>
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この数日は、家にこもって、ずっと英語論文のサーベイをしました。疲れました。今、ビジネスエコシステムについて、新しく耕し始めていますが、だいぶわかってきました。主要な論文、プリントアウトして、蛍光ペンを引きながら、やっています。PDFだけでなく、いつものやり方で…。これから、厳しい作業が待ち構えていそうですが、論文執筆、なんとか頑張ろうと思います。
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<2024/08/14>
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シカゴでの国際学会AoMへの参加が終わりました。今回の学会参加は、実りが多かったです。共同研究ができるオックスフォード大学に籍を置く女性研究者が見つかりました。来年1月までに共同で論文を書きます。ゴルフなどはすべてやめて、論文執筆に集中する予定です。慶應の指導教授の武藤先生にはシカゴ滞在中にアドバイスをもらいました。その他、何人か親しい人ができましたし、定性研究のメソッドについて、学ぶことができました。これから日本に帰ります。シカゴは涼しかったですが、日本はまた猛暑なのでしょうね。日本に帰ったら、仕事も頑張りたいです。
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冨田 賢 (とみた さとし)

Satoshi Tomita, Ph.D.

株式会社TCコンサルティング 代表取締役社長
博士(政策・メディア)

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